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1.破損補修
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■ 折ってしまったパーツの破損補修について



一例でありますが上図の様な手順で補修する方法があります。
力が掛かる部位でなければ、真鍮線を入れる必要はありませんが、入れておきますと頑丈になりますので再度の破損率が低くなります。

※ 【ガレージキット 真鍮線 補強】等で検索して出てくるページ等も合わせて参考にして下さい。

■ 気泡、ドリルによる貫通パーツの破損補修について



一例でありますが上図の様な手順で補修する方法があります。
この為、組み立てた際に余るランナーやゲートは出来れば捨てないで下さい。
残っておりますと、補修が簡単に出来ます。

※ 【ガレージキット 修復】等で検索して出てくるページ等も合わせて参考にして下さい。

■ ネジ穴をバカにしてしまった時  または、ネジ穴を頑丈にしたい時



バカになった穴の壁面に瞬間接着剤を塗布します。

完全硬化したら穴が小さくなっていますので、ネジで締めることが出来るようになっております。
接着剤で穴が埋まらないよう気をつけて下さい。




一回り大きな穴をあけて瞬間接着剤を流し込み、中まで完全硬化したら再度ドリルでネジの下穴をあけ直して下さい。
瞬間接着剤の方がレジンより硬い為、これらの加工を行うと通常より硬く締め付けることが可能となります。

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2.接着剤
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■ シリコンチューブの接着について


瞬間接着剤は硬化促進剤を併用して使って下さい。

瞬間接着剤が完全に硬化していない段階で組み立ててしまい、接着させない場所を接着してしまう事故が見受けられました。
この様な事故を未然に防ぐ為にも、接着が必要な箇所は、出来る限り【効果促進剤】を使った上で完全に硬化してから組み立てるようお願いします。

一例としてですが、上記画像はシリコンチューブを接着した際の接着事故報告をまとめたものです。
この様に、軸まで一緒に接着したものを回転させようとすると、軸をねじ切ってしまいます。

この様な事故を未然に防ぐ為にも、接着が必要な箇所は出来る限り【効果促進剤】を使った上で、完全に硬化してから組み立てるようお願いします。

■ インサートナットの接着について


インサートナットを取り付ける際は上記のよう、しっかりと接着して下さい。
インサートナット(金属)は必ずナット内にネジロック剤を塗布させて下さい。

※ インサートナット(樹脂)は直にねじ切りますのでねじロック剤の必要はありません。

■ ねじロック剤の塗布について


ねじロック剤は上記のよう、しっかりと塗布して下さい。
※ はみ出てしまった【ねじロック剤】は綿棒等で拭き取っておいて下さい。

硬化途中に動かしたり、塗布が甘いと高強度を得られないので注意して下さい。
また、ネジロックを使って強く締め付けすぎると、レジンが耐えられないので過剰な締め付けは控えて下さい。

※ インサートナット(樹脂)は直にねじ切りますのでねじロック剤の必要はありません。

■ 接着剤の付け方について


接着剤は直接パーツに付けるのではなく、一度シール用紙の上等に出したものを上図の様に間接的に付けるようにするのが良いです。

使いかけだと思っている以上にとび出てきて、パーツ全体に接着剤が降りかかってしまう恐れがあります。
ご注意下さい。

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3.パーツ処理
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■ 丁寧なパーツの切り取り方


ゲートを処理する際は、出来る限り切れ味のいいツールを使うようお願いします。

切れ味が悪い刃物等を使って処理しますとパーツが白化【変色】することがあります。
これは切れ味が悪く、ゲートを切っているのではなく、潰している状態となり
パーツ密度の変化と、パーツ内部、奥深くまでクラックが図の様に発生してしまうからだと聞きます。

白化だけなら、爪、爪楊枝等でこすれば密度の変化が解消されて元の色に戻りますが
クラックが発生しておりますと、そうはいきません。

切れ味の悪い刃物ではなくても、無理に切断すると、想定外の力が掛かってしまいます。
上記画像のように、ゲート処理はパーツから離れた場所を切断して下さい。
徐々にデザインナイフ等の切れ味の良いツールで削いでいくような処理で負荷がかからないようお願いします。

■ 差し込むパーツが入らない:ゲート処理問題



ゲートやバリが引っ掛かって組み立てが上手くいかないことがあります。
まずはしっかりと除去出来ているか確認して下さい。

量産の都合上、大きなゲートはありませんが
空気抜きの小さなゲートが多数作られているパーツもあります。

パーツは基本的に左右対称となっております。
ゲート処理は対となっているパーツで本来の形状を把握し、綺麗に削り落として組み立てて下さい。

■ 差し込むパーツが入らない:歪み補正問題


ゲートを綺麗に処理しているのに上手く組み立てられないこともあります。
その場合は上図の様なパーツの歪みを疑ってみて下さい。

綺麗に量産して頂いておりますが、薄いパーツやその時々の抜き方によって歪みが生じている場合があります。
歪んでいるパーツは加熱しますと本来の形に戻ったりします。

おかしいな? と思うパーツがありましたら、下記を参考にまず削らないで温めて下さい。


※ 【ガレージキット 歪み 補正】等で検索して出てくるページ等も合わせて参考にして下さい。

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4.保持力の調整
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■ 軸の保持力が弱い場合.1


本来はぬるりとした保持力がありますが、収縮により保持力が弱いことがあります。
適切な保持力でない際は上記の自分がやり易い方法で補修して下さい。

【瞬間接着剤での厚み調整は怖い】という方は【木工用ボンド(速乾)】をお使い下さい。

※ 過剰に厚みを増しますとパーツの破損に繋がります。調整は気を付けて行って下さい。

■ 軸の保持力が弱い場合.2


商品によっては薄肉のチューブを同梱しているものもあります。

【接着剤のみ】での厚み調整よりお手軽となっております。

瞬間接着剤は硬化促進剤を併用して使って下さい。

■ ボールジョイントが抜けやすい場合


ボールジョイントの調整の際は、ボールを太らせるのではなく穴を小さくするように瞬間接着剤を塗布して下さい。

時と場合によりますが、ボールジョイントを太らせるとかえしが効かなくなるので抜けやすくなってしまいます。
ご注意下さい。

■ 保持力の補正必要性チャート


保持力の調整をする場合はチャートに沿ってみて下さい。

※ Oリングではなく、シリコンチューブを入れていて抜ける場合は指定寸法より長いことが考えられます。
  指定寸法より長いと反発力が強すぎてボールジョイントが飛び出てしまうことがあります。

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5.穴関連
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■ 穴づまりについて




あけた穴にネジを入れる際ですが、ネジ穴の中に削りカスが残っていないか確認して下さい。
しっかり除去していないと削りカスによって、ネジが入りきらなくなります。

この状態で無理にネジを締めると、ネジ穴がバカになり、締め付けが甘くなってしまいます。
ご注意下さい。

■ 貫通する深い穴の削り方



深さがある穴を片側からだけで掘りますと垂直に掘っているつもりでも、実際は傾いていて上図のように角度の付いた穴になってしまうことがあります。


長穴を掘る際は両側から半分ずつ、垂直性を意識しつつ、パーツも回転させてドリルが傾いていないか、角度が付いていないかチェックしながら掘って下さい。
両側から掘りますと、少し角度が付いても補正されて垂直な穴で掘ることが出来ます。

φ3mmの穴は一度φ2mmぐらいの穴を事前にあけておくと、切削抵抗が小さくなる為 簡単に掘ることが出来ます。
一発で指定の大きさの穴をあける自信が無い場合も、穴位置を確認する為に一度小さい穴をあけておくと失敗が無くなります。


穴は出来る限り垂直に、ネジはしっかりとバカ穴目指して垂直に締め付けて下さい。
穴が曲がっていると貫通先のパーツの穴を通れずに衝突してしまい、パーツを歪めてしまったり、最悪破壊する恐れがあります。

なお、破壊まではいかないものの、ネジで無理にパーツを押し曲げて歪めてしまった際は【歪み補正】の項目に書いてある手順を踏んで温めて下さい。
折れてなければ おおよそ元の形状に戻ります。

■ 貫通する深い穴の削り方



ピンバイスで穴をあけるのに力をすごく使う! 手が痛い…という場合

もし、心当たりがあるなら、それは力を入れすぎているかもしれません。

例えとなりますが、ピンバイス一回転で【10mm】掘り進むのと【1mm】とでは
ピンバイスにかける力が全く違ってきます。

手が痛い場合は、ピンバイスで掘り込む量を見直してみるといいかもしれません。

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